こんな私の食遍歴



私はそれなりに食のこだわりが強い方なのですが、これまでの食事法ジプシー歴を書いてみたいと思います。


食のこだわりと言っても色々あります。
偏食家、美食家、健康食家、私は割りと全てに当てはまっていると思っています。
子供の頃から食に対するこだわりが強いほうで、ほとんどが食を与えてもらう側だったのにも関わらず、口に合わない物は一切口に入れないというスタンスを貫いてきました。
見た目で味が想像できてしまう、不思議な能力の持ち主だったんじゃないかと今では思っています笑


給食も嫌い、母親の料理もなんか納得いかない、友達の家などで出された食べ物を食べることが出来ない。
信頼出来るのは祖母の料理だけでした。
そんな感じで小学高学年あたりには自分でご飯を作ることが楽しくて、料理番組を見たり図書館で本を借りて、気の向くままに料理してた記憶があります。

十代の頃のバイトはもちろん飲食店。
創作料理屋や焼肉屋のキッチンを担当してまかないを作ったりしていました。
違う夢もありましたが、きっと料理で食っていくのだろうとぼんやり思ってた矢先。

十代で妊娠、結婚、出産。
家も遠くに引っ越したのもあり当然バイトは辞めしばらく専業主婦になりました。
料理は好きでも毎日3食の献立を考えるのは慣れるまで本当に苦行のようでした。


赤ちゃんも大きくなってきて離乳食が始まりおやつを食べられる月齢になった頃、手作りおやつにハマり料理の楽しさを再認識しました。
色々調べるうちに白砂糖や添加物の害を知り、お砂糖は甜菜糖、出汁は昆布や鰹節で取るようになりました。


そして、二人目の妊娠、出産。
末っ子の底知れぬ可愛さを感じながらも、治らない全身の湿疹が気がかりでした。
皮膚科に行ってもステロイドを処方されるだけ。それでも完治する気配なし。
セカンドで受診した小児科でアレルギー検査を進められた結果、卵アレルギーと乳製品アレルギー。
まだ母乳だったので、私が卵や乳製品を一切食べなくなったら症状も良くなり肌もどんどん綺麗になっていきました。


それを機に動物性のものを取らないビーガンに目覚め、しばらく肉や魚、乳製品や卵を全く食べない食生活になりました。
思えばこの頃は残虐な酪農家の動画や話ばかりを調べて、今思えばちょっとおかしな方向に行きかけてたのかも。
だんだん体調も悪くなったりして動物性の物も食べる食生活に戻りました。

調味料類はそれなりにこだわって本物を買うようにしています。
あと製菓材料もオーガニックだったり白砂糖不使用のドライフルーツを買っています。


実際に自然食などに興味を持って行き過ぎちゃった友達を見てると、やっぱりバランスが大事だなと。
自然食系のセミナーで何万もそれ以上?も払って食事法を学ぶのは私は違うなと思い、ネットで独学してましたが、それもまた行き過ぎてしまうことに気付きました。

今は自分なりに気を付けるとこは気を付けて抜くところ抜くという、ちょうどいいバランスを見付けて気持ちも体も楽~になりました。
読んでくれてる中にも食にこだわりを持っている方、いると思います。楽しめてるなら全然それでいいけど、気を付けすぎてストレスになるなら、折角の栄養もきちんと吸収できないんじゃないかと思ったりもします。


たまには思うままに好きなもの食べちゃいましょ~