日本フランス化計画
年を重ねる毎に正月とかどうでもよくなってしまってますが、2018年一発目いきたいと思います。
昨年末は耳の手術で入院。病名は真珠腫性中耳炎、悪性の中耳炎とでも言えばわかりやすいかな。
簡単に一部始終を。
耳の中の骨を溶かし、味覚神経麻痺や顔面神経麻痺を起こしたり、最悪脳の骨まで溶かされると死に至るというとてもこわい病気を5年以上放っておいたら、ある日突然尋常じゃない痛みに襲われ耳鼻科に駆け込んだ。
色々聞かれ説明し、5年も見て見ぬふりをしたという事実に耳鼻科の先生にドン引きされて、大学病院に行く事を強く薦められた。
そしてトントンと手術することが決まり、12月15日に手術無事成功。
いくつか懸念されていた後遺症も味覚が麻痺ってるくらいで済んだのでまぁ良かった。
大学病院に初めて受診してから手術するまでの数ヶ月間。
怖さや不安や子供に寂しい思いをさせる申し訳無さやらで、なかなか平常心を保つのが辛かった。夜布団でコソコソ泣いていたくらい得体の知れない辛さが、私の全身に覆いかぶさっていたのだ。
手術が終わり退院すれば、さぞかし心も体も軽くなるだろうなんて思い込んでいたら、なんかそうでもない。とてつもなくパッとしない気持ちなの。
不思議な位浮かれる事のない年末年始を過ごしてるのは何故だろう、考えてみたら答えは簡単だった。
仕事に行きたくない。1ヶ月近く仕事を休み家にいると、真っ先にこの感情が湧き出てくるようになった。
それなりに仕事に満足していたつもりだが、約1ヶ月の冷却期間を経て気付いてしまったのだ。
仕事行きたくない。。
年が明けてからはこの言葉が何度も頭をかすめていた。
こんなに改まって言うほどの事ではない誰にでもあるシンプルな感情なんだけど、コンコンと湧き出てしまって抑えきれないのだ。
私は歩く働き方改革だと自負しているので、有給取得率100%だし、元々そんなにある会社ではないけど、残業や休出はよっぽど気が乗らなければ無理はしない。出勤は一番遅く帰宅は一番早い。
まぁ多分周りの人からはなんやかんや言われてる事だろうけど、ハッキリ言ってそういう人たちのことは気の毒だなと思ってしまう。
有給を使わずに保持してる事を美徳とし、人の有給の残日数まで干渉してくる人たち。
10日分の有給あるくせして「もうすぐ有給無くなっちゃうー」なんて言ってる奴らばっかりで疲れる。
私はとっくにスッカラカンですが。
朝だって始業1時間近くも前から会社に来て、ただタバコを吸って誰かの噂話をしてるだけなのに、ぎりぎりに来る私に説教してくるお局的なやつとかね。
遅刻ではないんだから、文句言われる事でもないと思うのだけど。
給料分の時間は仕事するけど、それ以外まで何で気を張って使って擦り減らさなきゃいけないのか。
そういう環境に嫌気がさすときってあるよね。
勝手にやっててくれと言いたいよ。
欧米で最近ブーム?な日本語は「karoushi」らしいですよ。
それ程日本人のイメージは真面目過ぎるくらい仕事中毒と思われてるみたい。
仕事が楽しくて仕方ないって人はそれでいいと思うけど、ほとんどの人が見合った物を貰えないのに頑張り過ぎちゃってる気がしますね。
私は今年も「sorenarini」 で生きたいです。
2018年スタートから愚痴っぽくなってしまいましたが、今年もよろしくお願いします。